こんにちは、Drimioです。

早速ですが今回は私の育てているダイソーで購入したパキラの調子が今年に入って調子が悪くなっていました。皆様も最初の1年間は調子が良いのに2年目になってからうまく育たないと言った経験ないでしょうか。

そして、植え替えた際にその原因と思われる根腐れを見つけてしまいました。

そのため今回は私の失敗例を踏まえて、根腐れの解説、リカバリーについて紹介していきます。

それではどうぞ!

根腐れとは

そもそも根腐れですがこれは言葉の通り、根が腐り枯れてしまうことです。ただこれは土の中で起きており、なかなか見つけることができず、また良かれと思って、水や肥料を与える事で悪化してしまう事があり、初心者が植物を枯らす際の大きな原因になっていると思います。

私も幾つもの観葉植物をこれで枯らしてしまいました。

原因としては、水のあげすぎや排水性の悪い土を使っていたり、通気性の悪い土のせいで根が酸素を吸収出来ず枯れてしまう事です。

また病原菌による根腐れもある様なのですがこれは私は経験したことはありません…

こんな症状があったら根腐れかも

では実際にどういう症状があると根腐れの可能性があるかというと以下があります。また以下の様な環境で育てていると根腐れのリスク大です。

根腐れの症状

  • 葉が黄色くなる
  • 幹がぶよぶよする
  • 根っこが黒くなる

→最終的には葉が落ち、枯れてしまいます

根腐れが起きやすい環境

  • 通気性のの悪い土、水捌けの悪い土
  • 植え替えを1年以上していない鉢

→今回の私のパキラは植え替えをサボっており1年ほど同じ鉢で植えていた為、鉢の中が根でいっぱいになってしまい、そのまま呼吸が出来ずに腐ってしまったのかなと思います。

この様な形で鉢に対して根が太く、窮屈な状態でした。

葉にも以下の様に白くなったり、黄色くなったりで元気がない状態でした。

根腐れが起きた際の実際の根の様子

実際に鉢から出そうとすると鉢の中が根で詰まっており(根詰まり)、全く出てきません。

その為、鉢の周りから崩していき何とか鉢から出します。

ここまで崩して漸く鉢から出す事が出来ました。

鉢から出してみるとこの通りです。幸い中心の太い根は無事でしたが、周りの細い根は黒ずんでおり、腐ってしまっていました。むしろこの状態で葉はたくさん出ていたのでパキラの生命力の強さに驚きました。

根腐れが起きてしまったら

さて、根腐れが起きてしまった時ですが、しっかりと管理してあげれば回復させてあげる事が可能です。原因は根が酸素をできていなかった事ですので、通気性、水捌けの良い土に植え替えてあげ、水のあげる量を少し減らしてあげる事も大事です。また日当たりの良すぎる場所へ置いてしまうと、根が枯れて、水を吸う力が弱くなってしまっている状態なので、葉から水が出ていく量と、根から吸う量のバランスが取れず余計弱ってしまうので注意が必要です。

それを踏まえて私は弱ってしまったパキラへ以下の治療を行いました。治ってくれると良いのですが…

通気性の良い、素焼き鉢(ダイソー)を用意、サイズは元の鉢より一回り大きいサイズへ、ただし、鉢の深さは元の鉢より浅い鉢です。こちらで水捌けの良い環境を保つ事ができます。

土には多肉植物の土を使用し、より水捌けの良い土へ。こちらで直射日光の当たらないへ、水は表面が乾いたらしっかりとあげる様にします。(この土は乾くと土の色が変わりますので目安が分かりやすいです。)また、根がかなり少なくなっていたので、痛んだ葉は切り落とし、葉から出ていく水分量を減らします。

こちらで様子を見ていこうと思います!

多肉植物用の土で水捌けがかなり良いので乾燥するのもかなり早いです(夏は水あげが頻回になって大変かも_:(´ཀ`」 ∠):)

まとめ

  • 葉が黄色くなったり、幹がぶよぶよしていたりしたら根腐れかも。
  • 根腐れしてる植物へ水をあげたり肥料をあげるのは逆効果。
  • 根腐れしてしまったら根腐れしている部分を取り除き、水捌け、通気性の良い土へ植え替える。
  • 植え替えた後は、日当たりの良すぎる場所は避け、水上げもしっかり土が乾いてからあげるように。

根腐れが起きてしまうと、植物はかなり弱ってしまいますが、適切な管理をすれば復活させることも可能です。皆様のパキラも調子が悪かった時には根腐れを疑ってあげてください。

私のパキラが復活するかについてはまた別の記事で報告させて頂きます。

余談

購入時はこんなに小さかったのでどれだけ、植え替えをサボっていたのか…反省です。